乾杯・締めの挨拶の意味と役割を知る
◆乾杯とは
暮らしの中には披露宴・祝賀会・受賞を祝う会・同期会など
様々な催しがあります。また、会社の行事でも、記念式典・歓送迎会
新年会・忘年会など数多くの催しがあります。
おめでたいことがあったとき、人々は集まりその喜びを分かち合う
わけです。
通常、このような催しの進行はオーソドックスな例として
以下のように
①開会の挨拶
②主催者の挨拶
③来賓の祝辞
④乾杯の挨拶 と進んでいきます。
①から③までは、その催しをおこなった主旨・目的・抱負などが
あいさつされる、おごそかで厳粛な雰囲気を持ちます 。
「乾杯の挨拶」には、今からおめでたいことを祝いましょうと
始まる「パーティー」、「祝宴」をスタートしますよという合図の
役割を持ちます。そしてその催しを盛り上げるという大事な役割をも
持っています。
それを成功させるには、開かれた「パーティー」、「祝宴」の主旨を
理解し、それにあわせた話題で文章を選び、「乾杯!」と発声することが
重要になります。
◆締めとは
締めは催しを終了しますというあいさつのことです。
その締めにも、「中締め」と「本締め」の二通りがあります。
一般的には、会の中盤の中だるみを締めるのが「中締め」、
会のお開きを告げるのが「本締め(大締め)」と呼ばれます。
催しによっては、長時間にわたるものもあるため、料理や
飲み物がひととおり出され、会の進行も一段落したころで
途中で退席しなければならない人に配慮して行うのが
「中締め」と呼ばれます。それにたいして催しの終わりに
行われるのが「本締め」です。「大締め」と呼ぶことも
あります。
◆乾杯・締めの挨拶は誰が行うのか
会社の記念行事などの場合、一般的には乾杯や締めの挨拶は
主催者側では、副代表(副社長)が行うことが多くなります。
これは主催者代表が、最初に挨拶をするので、乾杯の挨拶が
その後になるためです。
また、来賓が乾杯の挨拶をする場合もあります。これは来賓の
中心となる人物に花を持たせる意味があります。
地域・サークル・学校の行事の場合も、副会長・副リーダーに
あたる人が行うことが多いようです。
ただ、ゴルフや野球などスポーツ行事の場合、前回の優勝者・優勝
チームの代表などが行うケースも多くあります。
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